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認証制度の紹介
しずおか農林水産物認証制度の概要
- 県が生産者、法人、生産組織等の安全性確保及び情報提供のシステムを認証します。
- 認証に基づく信頼度の高い情報を消費者やマーケットへ提供することで、県民の安心と信頼の確保につなげていきます。
しずおか農林水産物認証制度の特徴
(1)生産管理全体の安全性確保のための基準を設定
- 生産段階のリスクを軽減するために必要なベースラインとなる基準を設定。
- 生産の開始から出荷までの生産工程全体を対象にしている。
(2)マネージメントシステム
(1)で定めた基準を確実に運用するための仕組みとして、産地や組織内でのPDCAサイクル(計画・実行・点検・改善対策)を実行する
(3)情報発信と消費者とのコミュニケーションを重視
(1)(2)の取組みを、専用ホームページ、認証マーク、店頭ポップ等を活用して消費者に情報発信し安心につなげる
しずおか農林水産物認証の視点
テーマ |
基準 |
具体例 |
安全・安心 |
- 安全管理、衛生管理システム
- (HACCP、GAPなど)
- トレーサビリティシステム
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しずおか農林水産物認証、
ASIAGAP、JGAP、
GLOBALG.A.P.、ISO22000など |
環境 |
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有機JAS、特別栽培農産物、
エコファーマー、IS014000 |
品質 |
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原産地呼称管理制度(フランス、長野:ワイン、日本酒、米など) 伝統野菜認証制度(大阪府) |
しずおか農林水産物認証制度の基本的事項
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生産者(個人、法人又は組織)が運用する安全性確保及び情報提供のシステムです。
- 静岡県内で農水産物を生産している、個人、法人又は組織です。
- 県が審査し、認証します。
- 書類審査、現地審査、総合審査を経て合否を判定します。
- ※JGAP等認証の認証書の提出で認証審査は免除します。
- 取得の日から3年間です。
- 関係法令の遵守、システムの適正な運営
- 県が行う審査への誠実な対応
- 審査での不適正な事実確認
- 認証取得者遵守事項に反する行為
- 認証制度の信頼を著しく損ねる行為
申請・審査・認証取得・更新の流れ
1 認証取得の意向を相談
最寄りの農林事務所へ相談。
2 申請書の提出
指定した期日までに農林事務所へ提出する。
3 現地審査の実施
現地審査(書類確認、現地確認等)を受審する。
4 現地審査後の是正
現地審査における指摘について期日内に改善する。
5 総合審査
認証審査会で承認されると認証が取得される。
※認証審査会は申込者の立会いは不要です。
6 認証取得後
認証の有効期限は3年間で、毎年現地審査が行われます。
なお、JGAP等民間認証を取得している場合、現地審査は免除となります。
- 生産段階の安全性確保のためのマネージメントシステム
- 消費者、マーケット等への情報提供とコミュニケーション
項目 |
取組み内容 |
1. |
生産管理 |
<農産物>
野菜
果樹
米
茶
花卉 |
(共通)
適正な生産環境の確保、
適正な防除、生産情報の記録・保管
防除履歴の点検・残留農薬分析
労働安全 等
(野菜、米、果樹)
収穫・調製作業の衛生管理
集出荷施設の衛生管理
(茶)
茶園及び摘採作業の衛生管理
荒茶工場の衛生管理
荒茶の製造記録・混入防止 |
<特用林産物>
原木栽培きのこ
菌床栽培きのこ |
適正な生産環境の確保
適正な防除、生産情報の記録・保管
防除履歴の点検・残留農薬分析
ほだ場及び調整作業等の衛生管理
集出荷施設の衛生管理 |
<畜産物>
肉用牛、乳用牛
肉用鶏、採卵鶏
豚 |
導入管理、飼養管理、施設管理、出荷管理、作業者管理、生産環境 、労働安全、労務管理、人権尊重、アニマルウェルフェア |
<水産物>
うなぎ
ます類
ひらめ |
養殖環境の管理、種苗導入管理、飼養管理、生産履歴の記録・点検・保管、医薬品残留検査の実施(うなぎ)、集荷・活鰻出荷の適正管理 |
内部検査 |
内部検査の実施及び問題点の改善 |
内部研修 |
生産者に対するルール等の周知 |
2. |
情報提供 |
専用HP、認証マークを活用しての情報提供、生産情報の開示請求に対する対応 |
コミュニケーション |
問合せ、クレーム処理体制 |
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